CAT'S EYE(猫の視点)

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それは全身全霊の空間

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その日は朝の5時起きで、会社の大掃除で一日中肉体労働だったから、
会場に着いた20時過ぎには、体はとっくに限界にきているはずだった。
それでも踊らずにいられなかった。音を全身に満たしながら。

今年で閉店になるヴェルファーレでの最後の公演。
今回は、BODY&SOULでも、まちがいなく特別な日だった。
世界のトップに立つ3人のDJ、ダニー、ジョー、フランソワの
本気度が桁違いだったのだ。

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頭ではなく、身体で聞くこと、魂を開放すること、
そして肉体と魂の境界を溶かして、空間と一つになること、
それがBODY&SOUL。

ここでは、音楽のもとに全ての人が兄弟姉妹となる。
音が震わす空間から降りてきた音楽の神が、みんなを一つにする。
そして、一人一人の魂が空間となり、融合し、至福の時を創り出す。

踊りながら私は、この街を、海を、空を、大地を感じていた。
空を駆けることもできたし、海に潜ることだってできた。

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初対面のひとたちとだって、すぐに仲良くなった。
住んでる場所も、世代も、国籍もちがうかもしれないけど、
この空間を、音を愛しているから、気持ちは一つなんだ。

そして、周りを見ると、至福の表情で踊る仲間たちがいた。
会ったみんなとハグをして、キスをして、笑いあった。
いつだって、どこでだって、ときどきしか会わなくても、
私たちはいつも一緒にいるんだ。
年をとったって、天国に行ったって、きっとそうでしょ?

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ヴァイブのグルーヴが渦をつくった、龍神が空を舞うように。
プリミティブなパーカッションのテンションが、限界を超えた。
歌い、獣のように叫びながら、私たちは踊った。

そして、意識は空白となった。
肉体も、魂すらも、そこにはなく、ただ愛と至福があった。

数時間にわたるアンコール、
MCの直後にかかった「Stay This Way」はメッセージだった。

みんな大好きだから、
心から愛しているから、
ここに、一緒にいて欲しいんだ

涙があふれてきた。
みんなの手を握り、爆音の中、声はほとんど聞き取れなかったけど、
言っていることは、お互いに、みんなわかっていたはずだ。
「いてくれて、ありがとう」「出会ってくれて、ありがとう」

ダニー、ジョー、フランソワ、3人のDJやオーガナイザーにはもちろん、
クルーや会場のスタッフ、エンターテインしてくれたダンサーたち、
あの空間を共有した仲間たち、会場で出会った全ての人に、ありがとう!!
今度は野外らしいけど、また5月、あのDJブースの前で!

心からの愛とリスペクトを込めて。
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by mikeneko301 | 2006-12-28 20:39 | 本・音楽・アートなど

Santana中毒

老いてますます盛ん(?)なラテンロックの雄、サンタナの
The Birth of SantanaをiTuneでダウンロードして聴いている。
iPodに入れたら最後、朝っぱらと通勤帰りはループしっぱなし。

これ、サンタナがデビューする直前の音源を集めたものなのだけど、
かなりヤバイ。 ギターが歌う歌う、かっこよすぎ!
「Jingo」、「El Corazon Manda」…聴きどころ盛りだくさん。
70年代ロックが好きな人は必聴だね!

エリック・クラプトンとのコラボのCallingは、私の中の永遠のアンセムで、
携帯の着メロにも使っているぐらいなのだけど、このこぶしの効いた
ギターのうねりを聴くと、クラプトンとの相性の良さが改めて分かる。
あの二人のギターの掛け合いは、何度聴いてもしびれる。

そういえばサンタナは、まだ一度も生で聴いたことがない。数年前に同じ時期に
来日していたクラプトンがスペシャルゲストで飛び入りしたんだっけ。
今度来たら行こうかなライブ…。
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by mikeneko301 | 2006-12-14 23:05 | 本・音楽・アートなど

もっとキスを…

Besame, besame mucho,
como si fuera esta noche la ultima vez
Besame, besame mucho...
que tengo miedo de perderte, de perderte despues...

もっとキスをして まるで今夜が最後であるかのように
もっとキスをして 後であなたを失ってしまうのが恐いから...


戦後1940年代のヒットソング(作曲されたのは戦前)
Besame Mucho(ベサメ・ムーチョ)を作曲したメキシコの
コンスエロ・ベラスケスが他界したのは去年のことだった。

Besame Muchoは、彼女が21歳のとき、彼女の友人の話に
インスパイアされて一気に書き上げた曲だったという。

そのエピソードというのは、長い間入院していた友人の夫が
何かのはずみに、自分の死期が近いことを知り、生き残る妻に
「死にゆく自分のために、もっとキスをしてほしい」とせがむ、
というものだった。

歌詞の切なさと、憂いを含むメロディーラインが人々の心に
訴えたのは確かだが、それ以上に、あまりに多くの人々が
第二次世界大戦で死んでいったことも、この歌が世界的に
ヒットしたことと無関係ではないだろう。

愛する人を残して、死にゆく人々の悲しみ、
避けられない死によって、愛する人と引き離される人々の悲しみ、

1940年代に、この曲がラジオから流れたとき、
多くの人々が、この歌の裏にある背景と、自身の追憶の
中にある面影とを、心の中で重ねたに違いない。
消すことのできない想いとともに。

だから、この歌はふつうの状態の男女の愛を歌ったもので
あってはならなかった。なぜなら、目前に迫る「永遠の終わり」
を知るからこそ、今この愛が燃え上がるからだ。

だが、この歌に限らず、このような切なさを生む心の動きは
ラテンアメリカの音楽や文学では、よく扱われるテーマだ。
死にゆく恋、全てを捨ててあてどなく亡命する男、追憶の面影と
いった内容が、ラテンアメリカの音楽では、しばしば歌われる。

私はラテンアメリカの文化が持つ、この性質が好きだ。
終わりを、限界を、確かに見据えているからこそ、
絡み合った生と死は、永遠の追憶へと焼き付くかのように
燃え上がる。そして、涙さえも、乾いた風の彼方へと散っていく。

愛はいつも悲しみと表裏一体なのかもしれない。
古代ギリシャ語のポポイ(愛/哀)という単語が示すように。
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by mikeneko301 | 2006-12-13 22:09 | 本・音楽・アートなど

伝承や唄の地下水脈というものについて

mixiをやっている人には、もう紹介したけど、
TIME JUMPERという企画を、KOJIさんとやっていた。
詳細は、またウェブ版をリリースしたときに紹介するけど、
簡単に言えば、シベリア〜アイヌ〜北米先住民へと
伝搬していった伝承文化をもとに、物語を作って、
KOJIさんの作るシルバーアクセサリーと私の写真と
文章で見せるというもの。

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なので、今回は、
KOJI(シルバーアクセサリーデザイン)
mirei(写真・小説・紙面デザイン)
というキャスティング。


一年前から色々と調べモノをしながら進めてきたけど、
先住民文化は、本当に興味深く面白かった。

物語に関連したものだと、ワタリガラスが天地開闢の上で
重要な役割を果たしていることが共通点となっている。
暗闇に包まれていた世界に光をもたらしたワタリガラス。
この伝説は、シベリアからアリューシャン列島の彼方の北米
にまで伝搬している。ちなみに日本だとヤタガラスが
それに相当するのだとか。

物語に関係ないものでも、共通点は多い。
例えば、三種の神器は、かつてコーカサス地方で勢力を広げていた
騎馬民族、スキタイにもある。日本の三種の神器、鏡、剣、勾玉がそれぞれ、
聖杯(水を満たして鏡の代わりに使う)、斧(武器)、鍬(豊饒と生命)
に置き換わっている。そして、スキタイ文化は、アルタイ・シベリア地方にも
影響を与えている。

ところが、「音」という切り口で見た場合、朝鮮半島とケルトに一致が
見られたり(実際聴くと区別がつかない)、ヨーロッパやポリネシアに
浦島伝説と酷似した伝承が見つかったりすることもある。直接的な
交流が無いような地域でも、このようなことが多く見つかるのだ。

このような一致を「同じ人間、考えることは一緒」と捉えるか、視覚で捉えた
ものとは、また違った地下水脈のようなものが、この世界にあるという可能性
として捉えるかによって、世界の見方は大きく変わると思う。

私は、自身の経験からも後者のようなものがあるような気がしてならなかった。
この世界は目には見えないレイヤーのようなものによって成り立っているし、
場合によっては、目に見えるにもかかわらず気が付かないものさえある。

そして、より良く生きるために、その水脈を泳いでいく術というのは
あるのだと思う。海に生きる者達が、海との付き合い方を学んでいくように。

最近、そのような予感を、確信に近づけてくれる本と出会うことが多い。
我々がどこから来て、どこへと向かっていくのか? という問いを、
たとえ僅かながらでも心の中に持ち続ける人にとって、このような
知識との出会いから多くの示唆を得ることができると思う。

e0089531_20585459.jpg「地球交響曲第三番 魂の旅」(龍村 仁 著)

映画「地球交響曲第三番」の制作秘話のような内容だけど、これがもの凄い! ノンフィクションを読んで泣いたのはこれが初めてかも。民族学や自然科学を横断しつつ、この世界がどのように成り立っているのかを読み解いていく龍村氏の視点の的確さに胸を打たれる。映画を見ていない人でも楽しめるけど、映画も必見の内容。









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「ソングライン」(ブルース・チャトウィン 著)
説明が難しい。
オーストラリアのアボリジニーたちが、かつて砂漠を流浪しながら、見たもの聞いたものを歌に歌いながら、伝えていった…、とは言っても、これは単に口承によって知識が伝えられたという範囲に留まらない話らしい。例えるなら歌がインターネットの代わりになっていた、という感じだろうか。
彼らは歌によって旅をしていた。大陸全土に広がる、目には見えない道が歌の中に隠されているのである。これは、ポリネシアの人々が、彼らの伝統的な丸木のカヌーで太平洋を旅するときに、夜空に広がる星々と、歌い継がれた知識と、全身の感覚(波の音の微妙な変化や空気の香りの変化)を地図代わりにしてきたことと、少し似ているのかもしれない。まだ読んでる途中だけど、最後まで読んだらまた書くかも。
e0089531_2101135.jpg「宇宙船とカヌー」(ケネス・ブラウワー 著)
プリンストン高等学術研究所の教授であり、若干24歳の時にダイソン方程式を発見した物理学者フリーマン・ダイソンと、その息子ジョージの物語。科学至上主義の父に反発して、家を飛び出し、アラスカの先住民のもとで伝統航海を学ぶようになったジョージと父の和解は、単なる個人同士の和解以上の意味を持っていたと言える。結局のところ、見る窓は違ってもこの親子が探求しようとしていたものは同じであったし、和解により両者が融合することによって、フリーマン・ダイソン自身の研究も、宇宙物理学から派生して、より生命科学に寄ったベクトルへと、大きな変化を見せたし、それによって大きく進化したと言えるからだ。
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by mikeneko301 | 2006-12-12 21:15 | 本・音楽・アートなど

Pure Heaven!!! -年末はBody&Soul!-

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全てのハウスフリークのためのお祭り、Body&Soul
毎年ゴールデンウィークにやっていたのだけど今年は
ヴェルファーレが閉店なので、年末にもあります。

私は次の日、会社の大掃除なのですが、明け方に仮眠を
とるために、近くに宿をとっての参戦! バカといえばバカ
なんだけど、そこまでする価値があります。

うん、これはハウス好きに限らず、来て欲しい!
本当に、私が知る限り最高の至福の空間なんだもん。
愛が詰まっています、音楽の喜びの全てがここにあります。

という訳で、みんな行きましょう(笑
私はいつもの仲間と一緒にDJブースの真ん前を陣取り、
踊ってるはず。見つけたら、声かけてねー。

最近you tubeで出演するDJのプレイを聴いているだけでじっとできず、
部屋の中で踊ってしまう。そう、このヴァイヴ、このリズム、この雰囲気、
ああ〜っ、年末が待ち遠しい!!

Joe Clausell【←音でます!】
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by mikeneko301 | 2006-12-03 23:06

ひょうたんから水

よく時代劇とかで、ひょうたんや、竹筒でできた
水筒で水を飲む場面がありますよね。

あれ、おいしそうだなーと思っていたんですが、
こんなペットボトル見つけました。

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かわいい♪ と思って衝動買い(笑
紐もちゃ〜んと、ついてます。商品名も「ひょうたんから水」
通常は、奈良県限定なのだとか。

単なるミネラルウォーターが入っているだけなのだけど、
この見た目だけで、2割り増しぐらい、おいしそうに見えます。

そういえば、前に竹の伐採をやったときに、
竹筒の水筒を作って使ってみたことがあります。
なかなか、良かったです。水にも竹の香りが移って。

使い捨ての水筒に入れるだけで、飲み水にもアロマ☆
そう考えると、昔の方が贅沢かもしれませんねー。
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by mikeneko301 | 2006-12-02 23:08

ブログペットってなんだ?

ブログペットというものがあるらしい。

よくわからないけど、ポストペットみたいなモノ?
と思って、とりあえず登録〜!

このブログだと画像が表示されないみたいだけど、
今日から、子猫を一匹、このブログの中に飼ってます。
(他にも、子犬や、子ネズミや、子ウサギなどが選べます)

こいつらは毎日私のブログを読むらしいです。
それで、ブログの中で使った単語を覚えるみたい。

さっき、クリックして構ってみたら、
「妄想…むにゃむにゃ」とか、
「炸裂する恋愛♪」とか、
言ってました。

これ、昨日の日記で使った単語を、
ランダムに組み合わせてるんです。

さらにさらに!
週に1回ぐらいのペースで、記事を投稿までするらしい!!
どんな、むちゃくちゃな文章が飛び出てくるか、
楽しみなような。恐いような。。。

だんだん、あやしい空間になってきますが、
てきとーにお付き合いくださいませ m(_ _)m
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by mikeneko301 | 2006-12-01 22:52



日々の雑感や妄想とか。